Fragrance Lessonフレグランスレッスン
「あ、いいかおり。」
暮らしの中で、ふと鼻先を通り抜ける
どこか懐かしいような心地のよい香りや、
四季折々の自然の香り。
そんな香りを感じた時、
とても穏やかで豊かな気持ちになることはありませんか?
わたしたちは、
“人の暮らしに寄り添うようにそっと香る”
そんな香りと香りの漂わせ方を、
季節、そして暮らしのシーンやスペースに合わせて、ご提案しています。
目には見えない香りだからこそ、
メリハリをつけて取り入れることで、
暮らしの中にそっと心地の良いリズムを生み出します。
そしてあなたの大切な暮らしの余白を彩ります。
そのヒントを一緒に見ていきましょう。
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Entrance
外と家の中をやわらかくつなぎ、また、その家の印象を与える玄関。
出かける前に、靴を履きながら四季折々の香りがディフューザーからふと香る。または帰宅時、玄関のドアを開けると、自然体の自分に戻れるような心地よい香りが漂ってくる。そんな香りが玄関を彩っていたら、とてもスムーズに心の切り替えが出来そうです。
また、お客様を家に招くとき、時間のゆとりをもってフレグランスバーを削り、玄関に香りを満たす。そんなおもてなしはいかがでしょうか。 -
Living Room
ほっと一息つける居心地のよいリビング。お気に入りのソファや椅子で寛いでいるときに、柔らかで明るい香りがふと漂ってきたら、その時間はもっと豊かになりそうです。ディフューザーの香りを上手に広げるには、置き場所にコツがあります。暮らしの中で“空気の動きがある場所”を見つけましょう。例えば窓辺やドアの近く。空気が動くと、香りは風に乗って、ゆっくりと漂います。
の数は香りのおすすめの強さを表しています
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Study Room
集中したいシーンには、クリアで透き通った香りを。勉強や仕事をするスペースでは、リビングなどのリラックススペースと香りを分けてみると、香りとシーンが結びつき、気持ちの切り替えをスムーズに促せます。デスクスペースでは、書のときに墨を磨り心を落ち着けるように、フレグランスバーを削りながら、香りを聞く。そんな風に、頭と心を静かに整えるのもよいのではないでしょうか。
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Bath Room
一日の疲れを癒す浴室では、好きな香りに包まれて、自分だけの心地よい時間を。
香りのよいボディソープで洗ったり、お気に入りの香りのキャンドルを焚くのはいかがでしょう。電気を消して、五感でキャンドルを楽しむ時間は、日々の慌ただしさを「ふぅ」と忘れさせてくれる大切な時間になりそうです。火の扱いには十分に気を付けて。おすすめ
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Wash Room&Toilet
過ごす時間は短いスペース。瞬時にリフレッシュ出来るようなパワーのある香りが漂ってくるのが良さそうです。帰宅して手を洗うときには香り豊かなハンドソープで、心をリフレッシュ。一時の香りが、暮らしのリズムを整えます。ディフューザーは換気扇の対角線上に置くことで、広範囲に心地よい香りを漂わせることができます。香りを強めたい場合にはスティックの本数を増やしてみましょう。
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Garden, Terrace/Camp
屋外での時間には、持ち歩ける暮らしの香りを。気になった時に、すぐに使えるハンドリフレッシュミストは、クリーンな香りに癒されながら、室内にいるときと同様の快適さをもたらしてくれるでしょう。アウトドアアロマスプレーは、屋外ではもちろん、キッチン掃除の仕上げにシンクやごみ箱にシューと一吹き使うのもおすすめです。
おすすめ
Technical Tips
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香りを上手に広げるコツ
空気の動きがある場所に置きます。香りを風にふわりと乗せるイメージです。
例)人の動きがある場所/棚やテーブルの上/ドアの近く/窓辺や風上など
また、香りは下へ沈むので、下に置いてしまうと香りを感じにくくなります。特に重たい香りや静かな香りは低い場所には置かないように気をつけましょう。 -
ディフューザーの香らせ方の調節方法
香り方を強くしたい時にはスティックの本数を増やし、弱くしたい時にはスティックの本数を減らして調節しましょう。また、香りが弱まってきたときには、スティックを逆さにし、香料が付いた部分を空気にさらすことで、香りを漂わせることができます。
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香りのおもてなし
香では、焚き終えて空間に満ちた残り香を愉しむように、お客様をもてなすときは、その空間に香りが満たされる時間を逆算して用意をします。
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香りの感じ方
香りには慣れがあり、同じ香りをずっと嗅いでいると感じ方が弱くなります。
暮らしの中で漂う香りは、四六時中香るほどの強さは好ましくなく、ふとした時に香る程度が好ましいです。 -
香りのアイテムの性格
香りのアイテムには、キャンドルなど使用するたびにアクションを必要とするものと、ディフューザーなど一度使い始めると最後まで自動的に香るものがあります。
アクションを要するものは、その動作によって暮らしにリズムを生んだり、自分のスイッチを入れるのに役立ちます。自動的に香るものは、帰宅したあなたをいつも香りで出迎えたり、予期せぬ時にふわっと香りをもたらし、心をほぐしてくれるでしょう。シーンやスペースに合わせて、上手に使い分けてみましょう。